諏訪地質工業のよもやま話~調査データ~

諏訪地質工業のよもやま話~調査データ~

皆さんこんにちは!

有限会社諏訪地質工業、更新担当の中西です!

 

調査結果が活きる場面とは?🏗️

こんにちは!有限会社諏訪地質工業です。
今回は、「地質調査のデータって、実際どこで使われているの?」という疑問にお答えします。
地盤調査は“調べて終わり”ではありません。
安全・安心なまちづくりのために、さまざまな分野で活用されているんです!


🏠 住宅やマンションの設計に欠かせない!

例えば、一戸建て住宅を建てる際、地盤の硬さ(N値)や土質が調査で明らかになります。

🔍 地盤が軟らかいとわかったら…

  • 杭を深く打ち込む「杭基礎」へ変更

  • **表層改良や柱状改良などの「地盤改良工事」**を実施

  • 必要に応じて、設計そのものを変更することもあります

これにより、不同沈下や傾きといった被害を未然に防ぐことができるのです。

また、マンションなどの中高層建物では、より厳密な地盤解析が求められ、建物の安全性・耐震性に直結する重要データになります。


🛣 インフラや公共工事にも大きな役割!

地質調査は、土木インフラの土台を整えるために不可欠です。

🚧 こんな場面で大活躍:

  • 橋脚が地盤に沈まないよう、支える構造の強度を確認

  • トンネル掘削時、崩壊を防ぐために周囲の地層を把握

  • 液状化が起きやすい地盤には、地盤改良や構造補強を計画的に導入

とくに近年は、地震・豪雨・地滑りなどの自然災害への備えが社会的にも求められており、地盤情報は防災・減災の重要な鍵となっています。


📊 調査結果なしでの工事は、まさに“地雷原を走る”ようなもの!

地盤の状態を知らずに基礎工事を始めてしまうと…

  • 建物の傾き

  • 地盤沈下

  • 重大な工事のやり直し

といったリスクとコストの増加につながります。
調査データがあるからこそ、「この土地には、こういう建て方が安全です」といった確かな根拠を持った設計ができるんです。


次回もお楽しみに!