皆さんこんにちは!
有限会社諏訪地質工業、更新担当の中西です!
~“やりがい”~
1|いま強い“ニーズ”はここにある 🎯
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防災・減災の高度化
豪雨・地震・液状化・斜面崩壊リスクの精緻化。想定外を“説明可能”にする評価・ゾーニングが求められる。 -
インフラ更新・長寿命化
橋梁・道路・上下水・ダム・港湾の維持更新で、地盤特性の再評価と地中空洞・洗掘の点検ニーズが継続。 -
都市再開発・再エネ
高層化・地下化、風力・太陽光・地中熱など新用途に合う基礎形式の選定データが必要。 -
宅地・開発のリスクマネジメント
住宅地盤保証・宅地造成・盛土の健全性確認。地盤改良の要否と最適量を示す根拠が求められる。 -
データの可視化・合意形成
住民説明・発注者報告で、専門用語を“伝わる図と数値”に変換するニーズが急増。 -
環境・サステナビリティ
汚染土壌調査、地下水影響評価、**LCC(ライフサイクルコスト)**の観点での提案。
2|顧客タイプ別「刺さる提案」 💡
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公共発注者:
リスクの残余不確実性まで言及した調査計画(地点数・深度・探査併用)+費用対効果。 -
デベロッパー/設計事務所:
基礎形式別のコストレンジ試算、改良量の最適化、工程短縮の代替案。 -
ハウスメーカー/工務店:
戸建て向けSWS+表面波のセット化、地盤保証の根拠整備、近隣説明資料のテンプレ提供。 -
再エネ事業者:
風車基礎・太陽光架台の支持性能×地盤リスクマップ、建設・維持両面のLCC提示。
3|“選ばれる会社”の5つの型📐
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多手法ハイブリッド:ボーリング+原位置試験(標準貫入・PS検層)+物理探査(表面波・電気・地中レーダ)を地形・地史で最適配合。
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設計直結アウトプット:地耐力・液状化・側方流動・すべり安全率を“設計の意思決定”に使える形で即納。
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合意形成パッケージ:カラー断面図・3D地盤モデル・Q&A資料・住民説明スライドをセットで。
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工程・安全・近隣配慮の見える化:騒音・振動・粉じんの基準、交通誘導図、苦情対応フローを事前提示。
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データ管理・再利用:座標付きでDB化し、将来の増改築・更新に再活用できる“資産データ”として納品。
4|現場が感じる“やりがい”ベスト8 🏅
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見えない地盤を“見える化”できた瞬間
断面図が整い、地層の理由がつながるときの知的快感。 -
設計や工事がスムーズに進む“起点”を作れる
良い調査は、良い基礎計画と工期短縮に直結。プロジェクト全体の成功に寄与できる。 -
災害リスクを前もって減らせる
解析結果が対策工に反映され、地域の安全に貢献できる誇り。 -
現地にしかない“地形・地質の物語”に出会える
丘陵、段丘、沖積、火山…地域ごとの地質史を手触りで学べる。 -
チーム連携の醍醐味
調査班・解析班・設計者・発注者が一枚岩になって成果を作る達成感。 -
若手の成長が目に見える
試料観察→柱状図作成→解釈→提案へと階段を上る手応え。 -
住民からの“安心しました”という声
わかりやすい説明で不安を解消できたときのやりがい。 -
技術が武器になるキャリア
資格・解析スキルがダイレクトに評価され、専門家としての自信が育つ。
5|サービスメニューの“型”例📎
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基本調査:踏査/既往資料整理 → SWS or ボーリング → 土質試験(粒度・含水比・一軸)
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付加価値調査:表面波・電気探査・PS検層・孔内水平載荷・透水試験・地中レーダ
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評価・解析:支持力・沈下・液状化・斜面安定・基礎比較(直接/杭/改良)
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成果品:柱状図、地質平面・縦断図、3Dモデル、判定表、施工上の留意点、住民説明資料
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オプション:ドローン・レーザー測量、地盤保証書連動、既存図面のDX化
6|品質と安全を支えるチェックポイント ✅
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計画:地形分類・既往災害・ボーリング位置の“根拠”明記
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試験:N値のばらつき管理、試料の乱れ・採取深度のトレーサビリティ
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安全:重機周囲の立入管理、転倒・挟まれ・感電・地下埋設物のリスク低減
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近隣配慮:騒音・振動の時間帯、粉じん・泥水処理、道路清掃
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データ:座標系・標高系の統一、メタデータ付与、誤差の注記
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説明:評価の前提条件・不確実性・残余リスクの明文化
7|KPIとマネジメント📊
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受注面:提案採択率/リピート率/平均粗利率/見積提出→受注までのリードタイム
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現場面:工程遵守率/事故・ヒヤリハット件数/苦情ゼロ率
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技術面:再解析工数削減/解析リードタイム/成果品差戻し率
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顧客満足:報告会の評価/紹介件数/レビュー★
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教育:若手の柱状図作成合格率/年次スキルマップ更新率
8|“価格競争”を避ける差別化ポイント 🧭
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意思決定に直結する成果品:設計案のA/B比較、改良量の最小化試算、工程短縮の代替案を必ず添付。
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3D×GISの可視化:断面図だけでなく3Dモデルと地盤リスクマップを提示。
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合意形成の伴走:住民説明テンプレ・想定質問集・図解パンフの提供。
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DB資産化:次案件で使えるフォーマット・座標付データで長期価値を訴求。
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アフターフォロー:施工中の地盤条件変更への即時再評価(スピード対応を約束)。
9|人材採用・育成で伝えたいメッセージ 🎓
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**“見えない世界を明らかにする科学”**を仕事にできる。
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フィールド×デスクのハイブリッドで飽きない毎日。
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国家資格・学会発表・論文など、努力が可視化されるキャリア。
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地域を守る誇り:自分の出した1枚の断面図が、30年の安心をつくる。
10|現場の“ほっこり”エピソード(短編)😊
造成地の地すべりが心配という自治会からの相談。踏査と斜面安定解析の結果、表層すべり対策の植生・排水計画を提案。後日の集会で、年配の方が
「数字で説明してもらって、初めて**“安心して暮らせる根拠”**ができました」
と握手してくれた。データが人の不安をほどく瞬間に立ち会えるのは、この仕事の醍醐味です。
11|“そのまま使える”提案トーク例 🗣️
「調査は費用ではなくリスク削減への投資です。
ボーリング+表面波のハイブリッドで“見落とし”を減らし、
基礎形式と改良量を最適化して、工期とコストを同時に抑えます。
成果は3Dモデルと図解で説明し、住民説明まで伴走します。」
12|まとめ ✨
ニーズは「防災・長寿命化・再エネ・合意形成・サステナビリティ」。
やりがいは「見えない地盤を見える化」「地域の安全に直結」「プロジェクト成功の起点」「専門性が資産になるキャリア」。
今日できる一歩は――
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提案書にA/B比較とLCC視点を必ず入れる、
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成果品の図解テンプレを刷新する、
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調査データを座標付きでDB化する。
小さな改善の積み重ねが、選ばれ続ける理由になり、チームの誇りと地域の安心を育てます🌱