諏訪地質工業のよもやま話~その土地、本当に大丈夫?🏠✨~

諏訪地質工業のよもやま話~その土地、本当に大丈夫?🏠✨~

皆さんこんにちは!

有限会社諏訪地質工業、更新担当の中西です!

 

~その土地、本当に大丈夫?🏠✨~

 

 

普段お客様とお話していると、よくこんな声をいただきます。

「地質調査って、正直よく分からない…💦」
「ハウスメーカーに“調査しておきましょう”と言われたけど、本当に必要?」

家づくりや工場・店舗の建設、道路・橋・トンネルなどのインフラ工事──
どんな構造物にも共通して言えるのは、**「地盤が命」**ということです。

今回は、地質調査業の役割と、実際にどんなことをしているのかを、できるだけ分かりやすくお伝えしていきます💡


1. 地質調査って、そもそも何をしているの?🤔

ひと言でいうと、地質調査とは

「その土地の“中身”を調べて、安全に建物や構造物をつくるための材料を集める仕事」

です。

地表から見えるのは、せいぜい土の色や硬さくらい。
でもその下には、

  • ふわふわの軟らかい粘土層

  • 砂や砂利が詰まった層

  • 固い岩盤

  • 地下水が多い層

など、**目には見えない“地層の世界”**が広がっています🌏

建物や道路を支えるのは見えている地表ではなく、その下にある地盤。
私たち地質調査の仕事は、

  • 「どんな地層が、どの深さまで続いているのか」

  • 「どのくらいの強さを持っているのか」

  • 「液状化や沈下などのリスクはないのか」

といった情報を、調査・分析していくことなんです🔍


2. なぜ地質調査がそんなに大事なの?⚠️

地質調査をしないまま建物を建ててしまうと、こんなリスクがあります。

  • 建物が部分的に沈んで、ドアや窓が開きづらくなる

  • 基礎にヒビが入り、将来的な雨漏りや構造的な不安の原因に

  • 地震の際に揺れが大きくなりやすい地盤なのに、対策が取れていない

  • 液状化しやすい土地なのに、何も知らずに造成してしまう

逆に言えば、地質調査をしておけば避けられるトラブルもたくさんあるということです💪

特に近年は、

  • 豪雨の増加☔

  • 大きな地震の発生

  • 液状化のニュース

など、地盤に関連した話題が増えています。
そうした背景もあり、地質調査の重要性は年々高まっていると感じます。

家づくりでいえば、建物本体の仕様やデザインと同じくらい、
「その家が乗る地盤の状態」を知ることが大切なんです🏠✨


3. どんな調査をしているの?主な地質調査の方法🛠️

地質調査と一口にいっても、目的や場所によって方法はさまざまです。
ここでは、代表的なものをいくつかご紹介します😊


① ボーリング調査(標準貫入試験)⛏️

もっともよく行われる“地質調査の王道”が、ボーリング調査です。

  • 専用の機械で、地面に少しずつ穴を掘り進める

  • 一定の深さごとに、**土のサンプル(試料)**を採取

  • 試験器具を打ち込む回数を測ることで、地盤の硬さ(N値)を把握

こうして、
「深さ〇mまでは軟らかい粘土、その下に砂層、そのさらに下に固い支持層」
といった情報を読み解いていきます📊

このデータをもとに、構造設計者や建設会社が

  • 基礎の形状(べた基礎、杭基礎 など)

  • 必要な杭の長さや本数

  • 地盤改良が必要かどうか

を判断していきます。
まさに、建物の“設計図”の前提となる情報を提供する、重要な調査なんです。


② 室内土質試験(せん断試験・圧密試験など)🧪

採取した土のサンプルは、
ただ眺めて終わりではなく、試験室に持ち帰ってさまざまな試験をします。

  • どのくらいの荷重をかけると、どれだけ変形するのか

  • 時間とともにどのように沈んでいくのか

  • 水を含んだときに、強度がどれだけ変わるのか

などを調べることで、地盤の**「性格」**が見えてきます。

同じ“粘土”でも、

  • すぐにグニャっと変形する粘土

  • ゆっくり時間をかけて沈んでいく粘土

では、基礎の設計が変わってきます。
このあたりの“見極め”は、地質調査の腕の見せどころでもあります💪✨


③ 物理探査(地盤を“音”や“電気”で探る)📡

大きな敷地や道路・ダム・トンネルなどの現場では、
ボーリング調査だけだと範囲が限られてしまいます。

そこで活躍するのが、物理探査と呼ばれる方法です。

  • 地面に振動や電気を与えて、その伝わり方を測定

  • 得られたデータを解析して、地下構造のイメージを作る

レントゲン写真を撮るように、地中の様子を“広く・深く”把握できるのが強みです。

ボーリング調査と組み合わせることで、
「点」の情報だけでなく「面」の情報もつかみ、
より精度の高い地盤評価につなげていきます📈


4. 地質調査の現場って、どんな雰囲気?⛺🚚

「調査」と聞くと、なんだか研究室のような静かなイメージを持つ方も多いのですが、
現場は意外とアウトドア要素が強めです😄

  • 早朝から機械をトラックで搬入

  • 狭い住宅地では、ご近所さんにご挨拶しながら作業スペースを確保

  • 山間部や河川敷では、機械を分解して担いでいくことも…!

天候にも左右されますし、真夏や真冬の現場はなかなかハードです🥵🥶
それでも、

「この地盤なら、こういう基礎にすれば安心ですね」
「地盤のリスクが分かって、安心して計画が進められます」

と、お客様や設計者の方から言っていただけると、疲れも吹き飛びます✨

地質調査は華やかな仕事ではありませんが、
すべての建物・構造物の“土台”を守る、縁の下の力持ちのような仕事だと感じています。


5. お施主様・発注者様に知っておいてほしいこと📚

せっかくなので、地質調査会社として
「ここだけは知っておいてほしい!」というポイントをいくつかご紹介します😊

✅ 見積もりは“安さ”だけで比べないで!

地質調査の費用は、

  • ボーリングの本数・深さ

  • 必要な試験の種類

  • 現場の条件

などで変わります。

単純に「A社の方が〇万円安いからそっちで」と決めてしまうと、
必要な調査が省かれているケースもゼロではありません。

  • なぜこの深さまで掘るのか

  • どんな試験をするのか

  • それによってどんな情報が分かるのか

を、きちんと説明してくれる会社を選ぶことが大切です💡

✅ 調査結果は“ただの数字”ではなく“意思決定の材料”

報告書には、N値や土質名、層厚、試験結果などの数字や専門用語が並びます。
一見すると難しく感じるかもしれませんが、本質はシンプルです。

「この土地は、どんな基礎にすれば安心なのか」
「将来的な沈下リスクはどれくらいか」
「液状化や斜面崩壊のリスクはないか」

といった判断のための材料を提供しているに過ぎません。

「自分には難しいから…」と丸投げにせず、
分からないところは遠慮なく質問していただければ、
私たちは喜んで何度でも説明させていただきます😊


6. まとめ🌈

  • 地質調査は、土地の“中身”を明らかにし、安心して建物を建てるための大切な仕事

  • ボーリング調査・土質試験・物理探査などを通じて、地盤の強さやリスクを評価している

  • 調査結果は、基礎の種類や地盤改良の要否など、重要な意思決定の土台となる📊

  • 「安全な家づくり」「安心できるインフラ整備」の裏側には、地質調査の存在がある

これから家づくりや工場建設、造成計画などをお考えの方は、
ぜひ一度、「地盤ってどうなっているんだろう?」と意識してみてください😊

私たち地質調査のプロが、
見えない地下の世界を“見える情報”に変えて、皆さまの安心づくりをお手伝いします🌏✨