皆さんこんにちは!
有限会社諏訪地質工業、更新担当の中西です!
~“見えないリスクを測る”~
斜面・堤防・道路・橋台・造成地。土のリスクは見えないところから来ます。私たちは物理探査+ボーリング+観測を組み合わせ、地震・豪雨・経年に強い意思決定資料を提供。施工に直結する提案まで一気通貫で伴走します。🚧
1|リスク別:最短ルートの調査設計 🎯
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地すべり/斜面:弾性波・電気探査→すべり面深度の推定→重点点でボーリング+孔内傾斜計/伸縮計
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液状化:ボーリング+SPT/CPT→FC・N値補正・細粒分→**Vs(PS/MASW)**で判定📉
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空洞/老朽化地中構造:地中レーダ・電磁・微動→疑義点を試掘/ボーリングで確認
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堤防/護岸:電気探査で浸透経路把握→ピエゾ計で間隙水圧監視
2|物理探査の“使いどころ” 🧲🔦
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弾性波(屈折/表面波:MASW):せん断波速度(Vs)→地盤の硬さを“面”で把握
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電気探査(2D/3D):比抵抗→水・粘土・空洞の見分け
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地中レーダ(GPR):浅部の配管・空洞・層境界
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微動アレイ/HVSR:サイト増幅と基盤深度の推定
物探は“地図”、ボーリングは“答え合わせ”。セットで精度が上がる🧩
3|観測で“状態”を管理する ⏱️📡
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孔内傾斜計:斜面/擁壁の微小変位を連続監視
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伸縮計・間隙水圧計(ピエゾ):地すべり・堤防のトリガ監視
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沈下板/GNSS/レーザー:地盤沈下・盛土の時間変化を可視化
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雨量/地下水連携:閾値を超えたら自動通知(SMS/メール/ダッシュボード)📲
4|ドローン×3Dで“空と地中”をつなぐ 🚁🗺️
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UAV測量(SfM)で地形変化を高頻度に把握
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点群×柱状図×物探断面の統合モデルを共有(BIM/CIM対応)
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工事前後で盛土量/浸食量を定量化→出来形+健全度を一体管理
5|成果物は“意思決定に効く形”で 🧾✨
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ハザードマップ風のリスク図(A3一枚で色分け)
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対策工の代替案比較(アンカー/排水/表層対策/改良/擁壁)
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施工ステップ図(工期・通行規制・夜間作業の有無)
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モニタリング計画(センサー配置・閾値・連絡網)
6|対策工の初期提案(例)🛠️
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斜面:法枠+ロックボルト/集水ボーリング/表層すべり対策
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堤防:遮水シート・薬液注入・圧密排水・腹付け盛土
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液状化:表層改良・締固め砂杭・砕石基礎・地中連壁
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道路/造成:置換・プレロード・ドレーン・軽量盛土
7|入札・審査で差がつく“痒いところ” 🧮📑
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試験要領書(SPT/CPT/室内試験の条件明示)
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安全・環境計画(騒音・振動・泥水処理・近隣説明)
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品質計画(コア回収率・写真台帳・検査フロー)
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DXF/SHPでのデータ納品、API連携で管理システムに自動反映
8|見積比較のポイント ✅
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物探のライン長×本数/解析方法(MASW・逆解析条件)
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ボーリング位置・深度・本数の根拠
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観測計器の分解能・記録間隔・通信方式
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報告の納品形態(紙+PDF+データ/可視化ダッシュボード)
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夜間・交通規制対応の記載有無🚧
9|よくある質問 ❓
Q. 調査と対策、どちらから頼めば?
A. 調査→暫定対策→本対策の順が基本。緊急時は同時並行で設計します。
Q. 期間は?
A. 規模次第ですが、予備調査1〜2週/本調査2〜6週/解析1〜2週が目安。
Q. 豪雨・地震の“その後”は?
A. **速報版(24–72h)**を先に、確報で設計に落とし込みます。⏱️
10|現地立会いチェックリスト 🧤✅
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☐ 物探ラインの位置・端点座標
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☐ ボーリング座標・GL・ケーシング長
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☐ サンプル保護・ラベリング・冷暗所保管
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☐ 地下水観測(設置・初期測定)
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☐ 近隣・交通の安全対策(看板・誘導員・清掃)
まとめ
“面で探し、点で確かめ、線で見守る”。物探×ボーリング×モニタリングの統合で、防災と維持管理は一段スマートになります。意思決定に効く一枚をご提供します。🛰️📈🤝